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症例紹介
吐血で分かった胃潰瘍
50才代 男性 初診:H18年12月
H18年、年末の明朝。
10年以上寝たきりの父が吐血。思い返せば、最近妙にお腹が痛がっているような辛い表情をしていたことに気がついた。本人は意思を伝えることができないため、発見が遅れ吐血までいたってしまった。
吐血は胃に血が溜まってから吐き出されるので、出血量が多くひどい状況と見てしまうが、溜まっていた血であり、その量が絶えず出血しているわけではない。
病院へ行き、胃カメラで検査をすると大きな胃潰瘍が胃の中央部に。潰瘍も深く、血管が切れておりそこから出血が続いているとのこと。
病院の治療は、絶食と胃薬などの点滴のみということだ。胃を動かさないことが早く改善すると言うこと。
絶食と言うことなので、漢方薬を使うこともできない。が、いつまでも絶食というわけには家族としてみているのも辛い。
そこで医師に「胃の細胞、胃粘膜の再生を促進するもので、オイルを使いたい」と相談。医師の了承を得て、1日2回、口からオイルを飲ます。
1ヵ月後、最初に比べ潰瘍部分が半分に。
さらに、絶食状態で同じ治療が続けられた。
2ヵ月後の胃の検査では、潰瘍は消失。きれいな状態に戻った。
寝たきりの障害者といってもしっかり意識はある。だから色々なストレスが加わり、胃に穴の空くような潰瘍まで作るようだ。たしかに、1日の大半をベットの上で過ごし、それがずっと続くとなるとそれだけでも大変大きなストレスになります。
【治療初期のお薬の内容】
●スクアレン(30日分) 20790円
※お薬は人によって種類・分量が異なりますので、参考にされてください。
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