漢方治療専門相談店の漢方薬

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北陸奥越前の漢方相談店
大滝漢方堂

伝統漢方研究会所属

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アトピーの痒みで悩む女の子

10才代　女性　　　初診：H17年5月

　当店のホームページを見て来店されたお客様。
　お悩みの症状をお聞きすると、アトピーの状態でお肌が傷み、痒みがありステロイドを使ったところにクスミもあるとのこと。
　まず、皮膚のクスミについてはお肌の状態が回復してからということでお話し、まずアトピーの状態を解決することに重点を置いて治療を開始した。
　糸練功で確認すると、３つの治療ポイントがあるように見受けられた。
　１つは、ひじの内側などの湿気が溜まりやすい部分に。２つ目は、腕や肩などの冬場カサカサしやすい部分に。３つ目はアトピーの皮膚全体に共通して見られた反応である。
　相談時は５月であったため、梅雨に入り悪化しやすい部分から治療を開始。少しでも悪化を防ぎ、好転できるようにと考えた。アトピーには、湿のタイプと燥のタイプがありどちらか一方しか持たない場合もあれば、複雑化して両方持っている場合もある。この子の場合は両方持っているケースでした。
　その場合、季節に応じて症状を確認しお薬を加減又は変更しながら治療を進めていく必要がある。
　２つの治療点から治療を開始。１つは煎じ薬、もう１つは粉タイプを選択された。

　　　【治療初期のお薬の内容】
　　　　　　●十味敗毒湯加連翹（30日分）
　　　　　　●消風散（30日分）
　　　　　　　　　　ｴｷｽでは効果は低いため、末剤を使用
　　　　　　※お薬は当店指定のものです。他メーカーのものでは品質に差があり
　　　　　　　　使用する量が異なってきますのでご注意下さい。
　　　　　　　　その方に合った正しいお薬とその分量を使わないと結果が出にくいです。
　　　　　　　※お客様のご予算に応じてお薬の内容を検討しております。
　　　　　　　　　　　（ご要望に応えられない場合もございます）

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