漢方治療専門相談店の漢方薬

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北陸奥越前の漢方相談店
大滝漢方堂

伝統漢方研究会所属

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元気な赤ちゃんを出産

30才代　女性　　　初診：07年3月

　不妊相談で来店。病院での治療と併用して今までよその漢方屋さんで２年以上お薬ももらっていたとのこと。だが、なかなか結果が出ないので、気分転換にお店を変更し、当店に相談することになったようだ。
　基礎体温を見させていただいたところ、２層には分かれているけれども駆け上がりに時間がかかり、高温期も１週間程度、さらに低温期の体温も低めと言った状況で、２年も漢方治療をしていたと思えない体温表だった。
　病院の検査では、卵管、プロラクチンなどには特に異常は見られないという結果が出ていた。
　状態をお聞きし、さらに糸練功で確認したところ、体質改善として「茯苓飲系統の証」と体温上昇や基礎体温の補正に「当帰剤（※当帰芍薬散ではありません）証」の２つが考えられました。
　治療を開始、不妊症ですから自覚症状の変化は特になく、乱れている基礎体温でしか変化がわかりません。ですので、なるべく記録は毎日されるようにしていただき変化を見ることに。
　３ヶ月ほどは特に変わった点もなく経過しましたが、糸練功上は順調に改善しているように感じた。４ヵ月後、なんとなく低体温だったのが、３６．２度を超えてくる日が数日出てくるようになり、高温期も少し伸びたような感じに。
　半年後、低温期の低体温は大分改善され、３６度を下回る日がほとんどない状態に。また高温期も１０日になってきた。基礎体温が毎月で比較すると大きく変わるわけではないが、治療前と比較すると大分変わっていて、ご本人さんも治療によって自分の体の中の変化に喜んでおられました。
　１年後、低体温もほぼ問題はなくなり、高温期も２週間近くにまで伸びてきた。そのときによって多少差は出るものの安定感が出てきている様子。駆け上がりも２から３日程度で高温期になるようにまで改善。
　その後、糸練功でも７合近くまで改善しており、そろそろ妊娠が期待できる状態に。
　体調や基礎体温が良くなり、安定もしているがなかなかうれしい知らせが聞かれない。体外受精の相談も受け、今なら高い確率で妊娠できるのではないかとお答えしたが、もう少し様子を見てみるとのこと。
　１年半を過ぎたところで妊娠のお知らせが届いた。安定期近くまで漢方薬を継続し、お薬終了。途中、無理がたたって流産をしかけたが何とか持ちこたえ、無事出産することができたとご連絡をいただきました。

　　　【治療初期の商品の内容】
　　　　　　●当帰剤（30日分）
　　　　　　●茯苓飲系統（30日分）
　　　　　　●グロスミン（30日分）
　　　　　　※個人個人、お薬の量は異なります。
　　　　　 ※状態の変化によりお薬の内容は変更・減量していきます。
　　　　　　※お薬は当店指定のものです。他メーカーのものでは品質に差があり
　　　　　　　　使用する量が異なってきますのでご注意下さい。
　　　　　　　　その方に合った正しいお薬とその分量を使わないと結果が出にくいです。
　　　　　　　※お薬代・治療内容は、お客様のご予算に合わせて調整いたします。
　　　　　　　　　　　（ご要望に応えられない場合もございます）

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