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骨化症で歩行しにくくなった男性

40才代　男性　　　初診：2010年10月

　　頚椎の後縦靭帯骨化症を患い、歩行がしにくくなったところまで進んだ男性から相談をいただいた。歩行できないわけではないが以前と比べ歩きにくく、症状が進行しているためこれ以上進行しない様にしたいと言うことだ。
　手術はされておらず、治療も特に何もされていないとのこと。
　状態を糸練功で確認を取ったところ、下肢には「黄耆桂枝五物湯証」の反応があるように思われた。また頚椎や腕・手などにもいくつか反応があったが、一番気にしている下肢を少しでも早く緩和できないか検討し、治療を開始。
　２ヶ月経った頃、特に自覚症状の変化は見られないが、糸練功の反応は徐々に良くなってきている様子。
　４ヵ月後、歩きにくい状況は特に変わりはないが、感覚が戻ってきたような感じがするという。それほど大きな変化ではないのではっきりといえない様子だったが、調子が良いと思われるときがあるようだ。
　半年後、健康なときに比べればまだまだの状況ですが、歩きにくい感じがなくなってきたように思うことがある様子。スッキリとした感じではないけれども、骨化症の症状がこれ以上広がらないような印象もあるし、これからもっと良くなっていきそうに思える希望が出てきた。と喜んでおられました。
　まだまだ治療途中ですが、自分自身のためにＨ２３年３月時点の今も頑張っています。

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