アトピー性皮膚炎

早めの対策が改善に大きく影響します。

アトピー性皮膚炎について

 アトピー性皮膚炎、今ではメジャーな病気の1つになっています。しかし年代をさかのぼっていくと不思議なことに気がつくはずです。
 団塊の世代以上の世代にはアトピーはない。もしくはものすごく少数です。
 何が変わったのでしょう。食べ物もあるでしょうし、医療の問題もあるようです。
 小さい頃からのアトピーの場合は、乳児湿疹などの皮膚病に対する治療の影響でアトピーと言う病気を作ってしまったようです。また、大きくなってからのアトピーは食べ物からの問題があるように思われます。原因を考え適切に対処していきましょう。ステロイド剤などでただ症状を押さえつけているだけでは本当の意味での改善は難しい場合が多いように感じます(ただ、当店に来られる方々は病院で治らなかった方々なので)。

アトピーの漢方相談について

○第1ポイント:治療開始年齢 または 病歴の長さ
 多くの病気でも共通していえることですが、発病してからの対応が早めれば早いほど改善しやすい傾向が強いです。体も大きくなり、病歴も長いと幾らか改善はするものの完治と言うまでにはいかない可能性もあります。離乳食が始まれば漢方薬も飲めます。病院治療と併用でも構いませんから早めのご相談をお勧めしています。治療が遅れれば遅れただけ、改善しにくくなる傾向があります。
 ※ちなみに我が家の子供達は、離乳食よりも先に漢方薬を飲んでいました。

○第2ポイント:アトピーの性質を見極める
 皮膚病の漢方相談をするにあたり当たり前のことですが、大きく「燥」と「湿」に分類します。簡単に言うと「夏に悪くなるタイプ」と「冬に悪くなるタイプ」または「年中どこかが痒い」です。季節によって出てくる場所が違うはずです。

○第3ポイント:食事
 食の養生も大切な治療の1つです。
 ここをいい加減にしていては、良くなるものも良くなりません。
 当店では、食養生+食事の補助を提案していますが、やられるかどうかはお客様次第です。

当店の漢方相談について

 食事や季節によって症状の出方が変わる病気です。症状の状況を見ながらお薬を変えていく場合もあります。できるだけ相談の際は患部を見せてください。来店ができない場合には写真を見せてくれると助かります。

 とにかく早めに取りかかることが望ましいです。離乳食が始まれば問題なく飲めますし、乳児からでも方法があります。乳児湿疹でも漢方相談されることをオススメします。

 乾燥タイプと湿タイプに分けてアプローチします。中にはどちらのタイプも持ち合わせた患者さんもおられます。その場合は2種類必要になるケースも少なくありません。ただ、こういったケースは病歴が長い人に多いように思われます。

 当店に相談に来られる際はステロイドを塗らずに悪い時は悪いなりの状況を見せてください。

漢方相談アイテムについて

1.漢方薬
   状況により1種類から3種類必要になります。
   体重や年齢により飲む量が異なります。低年齢の方が飲む量も少なく低価格で済みます。
2.補助剤
   漢方の証によって補助剤を使い分けます。主に食養生の補助です
3.保湿剤
   乾燥タイプに対して保湿剤をご提案しています。
4.石鹸
   低刺激のボディーソープをもご用意しております。


※私も娘も小さい頃にアトピーでした。その経験を活かした治療をご提案しています。