漢方相談で自律神経を調整

バランスを整え強い自律神経を作ります。焦らずゆっくりと!

自律神経種類について

 自律神経の疾患には、一般的な精神神経症の他に「うつ病」「不眠症」「更年期障害」「癲癇(てんかん)」「分裂病」などがあります。その他にも多くの病気に付随して自律神経の問題が大なり小なりあります。症状としては、動悸や痛み、不安感、喉の詰まり感など多岐に渡ります。
 この病気は他人からは分かりにくく理解してもらいにくいため、そのことが原因で更に深く病んでしまうケースもございます。精神的な疾患というと、カウンセリングケアと思い浮かぶ方も多いと思いますが、なぜか漢方治療で良くなり最終的には精神的にも強くなっていくことが多いように思います。
 最近では、「自閉症」「LD」「ADHD」といった病状に対しても漢方からのアプローチをして症状の緩和、安定に取組んでいます。

自律神経の問題について

 ストレス社会において無視ができないのが自律神経の問題です。大なり小なり全ての人があらゆるストレスによって毎日常に自律神経が変動しています。それが一歩病的な位にダウンしてしまうと、不眠症や動悸などを含め自律神経失調症、うつなどになってしまいます。
 自律神経はこういった病気ばかりに関係していると思われる方がほとんどだと思いますが、実は多くの病気に自律神経が絡んでいます。風邪を引くのも自律神経がダウンしているときです。自律神経が健康であれば風邪はひきにくくなります。
 自律神経が乱れる要因・原因は気候の変動のようなものから、対人関係、仕事関係、徹夜、育児・・・人それぞれです。ストレスがないという人の方がいませんので、こういったことに対してどう対処して健康を維持していくか、あなたにあった方法を一緒に探しましょう。

自律神経失調症など疾患と漢方

 当店の漢方相談は、病院で処方されるような安定剤などのものとは全く異なります。ですから、飲んですぐ落ち着かせるようなものではないです。軽く落ち着かせる働きはありますが、メインは根本からの修正を目的にしたものですから最終的にはお薬を飲まずに快適な生活が送れるようになることを目指します。
 自律神経と言うものは体を機能させる中枢です。病邪が入り込まないようなバリアを作ったり、ホルモン調整をする機能があったり、各臓器の働きを管理したりと様々な仕事をし影響を及ぼしています。ですから、自律神経とは全く関係のない病気でも自律神経の治療を要するケースがよくあります。例えば、更年期障害はホルモンと思われがちですが自律神経の問題になります。またお年を重ねると頻尿の問題が出やすくなりますが、同じ頻尿でも昼と夜では原因が異なり日中の頻尿は自律神経の問題が大きいと考えられます。

癲癇(てんかん)の漢方相談

 大滝漢方堂では癲癇に対する相談もお受けしております。状況は個人差がありますので全ての人に満足いくかというと難しいですが、発作が出ないようなところまでは可能ではないかと考えています。
 大発作や小発作が出ないように体を整えていくことで徐々に癲癇も良くなっていきます。漢方相談は人により変わりますが、最終的には症状を見ながらお薬を減らしていき、最低限の量で癲癇をコントロールしていくことができるようになればと思います。
 用いるお薬は、症状や程度、季節によって3~5種類を使うことが多いように思います。

不眠症の漢方相談

 以外に多い不眠症。
 なかなか寝付けないために睡眠薬などに頼ってしまいがちですよね。しかし睡眠薬を飲んで起きた朝の気分はいかがですか?スッキリ。爽快。といった気持ちよい朝を迎えられることは少ないのではないでしょうか。
 寝起きがスッキリする、質の良い睡眠を得るために漢方相談はいかがでしょうか。

<不眠症のタイプ>
 ①寝つきが悪いタイプ
 ②一旦起きると、なかなか寝れないタイプ(中途覚醒)
 ③眠りが浅い・夢をよく見る
 ④・・・
 など、ございます。
 タイプに関しては問診表の質問事項や問診の段階で選定でき、タイプに合わせた対策を行うことで質の良い眠り、不眠症を改善していくことが十分可能です。だんだん睡眠薬が効かなくなってくる前に検討してみてはいかがでしょうか。