関節痛・神経痛の漢方相談

しっかり取組ん出症状の軽減をめざします。状況に応じたアドバイス

坐骨神経痛が治る漢方相談

 症状としては腰の辺りから片足または両足の外側から小指にかけて痛みや痺れが走ります。
 初期状態は腰やお尻など上部のみしか不快感はないと思うのですが、症状が進行するにつれて痺れや痛みといった症状が段々としたに降りてくるようになります。
<漢方相談>
 用いる漢方は人それぞれですが、基本的に炎症・再生・神経伝達の3点を考慮してプランを提案していきます。
 坐骨神経痛は治る可能性がある病気です。痛み止めでごまかしていrのではなく、漢方相談を試してみませんか。坐骨神経痛は改善の仕方は独特で病気の進行が上から下へ行くのと同じで、治るときも上から痛みや痺れが和らい徐々に下に下がって、痛みなどの不快感が小指から抜けていくようにります。
 養生もアドバイスいたしますので、しっかり守ってください。

※腰から足先まで痺れ・痛みがある状況でも、足先から腰へ症状が登ってきたような場合は坐骨神経痛ではありませんのでお間違えないようにしてください。腰が原因の病気ではなく別の病気の可能性もあります。まずは病院で診察を受けてください。

胸郭出口症候群

 あまり耳慣れない病名と思います。
 よく肩関節症(肩こり)や頚椎症と間違われることもあります。
 原因の場所が、肩でもなく頚椎でもなく胸郭部分にある病気です。
 胸郭にある骨に穴があり、その穴に血管や肩を通り手の方へ抜ける神経が通っているのですが、その穴があまり大きくなく余裕がないようです。
 その穴の位置で神経に炎症が起きるとそこから先の神経部分で痺れや痛み、感覚麻痺が起きたりします。ただ炎症が主なので炎症をとり神経の伝達をスムーズにすることで症状が軽減し完治します。

肩こり(四十肩・五十肩等)

 あまり難しく考えないで下さい。
 四十肩や五十肩の場合はただの運動不足の場合が多いです。簡単に説明すると機械が古くなると錆が出てきたりして動きが悪くなりますよね。そこで滑りを良くするスプレーをかけるとスムーズに!
 コレと同じで、肩関節に錆ができていて動き(可動範囲)が狭くなり可動範囲を超えると痛むようになります。漢方と併用して毎日のストレッチやぶら下がり運動(加減しながら)をすると治りも早くなります。
 四十肩・五十肩以外の肩こりもあります。
 背中の筋肉の状況や心臓などが関係しているもの、また頚椎に問題があるのが分からず肩こりと判断しているものなど様々だと思います。

自律神経と痛みの関係

 比較的多い原因の1つになります。
 痛い期間が長くなると慢性化しやすいだけでなく、「脳へ関節は痛いもの」と刷り込まれてしまうようです。どんなに関節の治療をしてもも、検査を何度やっても問題ない状況なのに痛む・・・。
 これは患部に問題があるのではなく、自律神経に「痛い」という信号が植えつけられてしまっていると考え、対策をするのも1つの方法です。
 自律神経と聞くと多くの方は「うつ」や「自律神経失調症」などを想像すると思いますが、あらゆる病気において自律神経は影響を与えています。当店では問診の段階から問題がありそうな場合は自律神経のケアを加えた内容をご提案しています。
 病歴が長い人ほど自律神経の影響が出ている可能性が高いように思います。
    ※自律神経についてはこちらを・・・

「痛み」というと痛み止めを飲めば納まる。という単純な病状のように思えますが、治そうと考えた場合非常に複雑な原因の組み合わせや影響が絡み合っています。ですが、治る可能性の高い病気です。
 決して治ることがない痛み止めを飲んだり打ったりする治療を続けるのか、これから先もできるだけ痛みが小さく動けるような生活を送るために治す努力をするのかを決めるのは患者さんです。もし、治そうと思われた際は漢方もその一役を担える可能性があるのでご相談下さい。


前のページへ